<がん哲学ドキュメンタリー撮影日誌④0325>  


 がん哲学ドキュメンタリーの主人公選びは難しい。樋野興夫先生は問題ないとしても他に誰に焦点を当てればよいのかが映画の良し悪しに関わってくる。
今回は、信州松本へ向かった。同行するのは、久々に組む堂本カメラマン。
2008年フィリピンマニラのストリートチルドレンを主人公にした映画では
大変お世話になったカメラマンだ。
松本では、松本メデイカルカフェをはじめた女性に巡りあった。
手術後、がん哲学に出会い、カフェの存在に感銘を受け、自ら始めてしまった。
行動力がある。元気もある。食欲もある。(関係ないか)
がんでも本当に前向きに生きている。まだ30代の彼女は、希望に満ちている。哲学の使命の一つは、人間に生きる希望と力を与えるものだ。そもそも学問
そのものが人間社会の生存力を与える装置なのだ。がん哲学の映画では、生き
希望がキーワードとなる
素晴らしい出会いとなった。
桜の季節には、少し早かったが、北アルプスの雪山景色が堪能できた。
よかった。よかった。次に進もう。

監督:野澤和之

 
 
 

「がんと生きる 言葉の処方箋」

【ドキュメンタリー映画概要】 ●ドキュメンタリー映画90分      ●劇場公開については以下のサイトをご参照ください 「がんと生きる 言葉の処方箋」 https://kotobanosyohousen.wixsite.com/website/home 製作:がん哲学外来映画製作委員会  監修:樋野興夫  監督:野澤和之

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